最近、「勝ち組」だとか「負け組」だとかという話をよく耳にします。とりわけ女性の間では、「ダイエットに成功した人は勝ち組で、失敗した人は負け組」といった意識を抱いている向きがあるようです。女性の多くは「スリムでなくてはならない」という意識をほとんど強迫観念のように抱いています。だから、ダイエットに挫折し、負け組となった人は、周りから「意志が弱い」というレッテルを貼られたような錯覚に陥ってしまいます。そして、自分でも「だから私はダメなんだ」という自己否定を繰り返すようになっていってしまうのです。そういう人、みなさんの周りにもいらっしゃいませんか?でも、こういう考え方、私はナンセンスだと思いますね。そもそも、ダイエットをこういう勝ち負けの問題として論ずるのはヘンです。それに、先に申し上げたように、ダイエットを意志の強さやガマン強さによって論じる精神論的考え方はもう古いのです。だいたい、ダイエットに失敗したからって、それが「意志が弱い」とか「ダメな人間だ」とかいう評価に結びつくなんて、そんな考え方、ヒジョーに非科学的ですよね。みなさんもそう思いませんか?ダイエットというと、どうもこういう精神論のバイアスのかかった色眼鏡で見てしまう人が多いのですが、こういうの、もうそろそろやめにしましょうよ。もう一度言います。結果を出すのに、努力やガマンや根性は必要ありません。結果を出せるか出せないかは、その人が科学的手法をとれるかどうか。「食べる」「体を動かす」というのは人間活動の基本。その基本的な行為を、科学的視点に立ち、どれだけ頭を使ってできるかということなのです。みなさーん、しっかり頭に叩き込んでおいてくださいよー。
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